ひなの家では作業の一つとして、農業を行っています。
春から理事長と一緒に畑を耕し、スイカやピーマン、ズッキーニ、トマト、キュウリ、ナス、オクラなど夏野菜の種を撒きました。
それから農耕班で草取りや水やりを行い、丁寧に育てました。特に今年は水不足の影響で毎日の水やりはとても大変でした。
途中、苗か草かわからずに苗を抜いてしまうというハプニングもありましたが、ようやくその努力がようやく実を結び、現在は収穫の真っ最中です。
今年はオクラやナスが豊作で、毎日の給食で厨房職員がおいしく調理し、メンバーやスタッフで美味しくいただいています。
また、梅雨前には梅干しづくりを行いました。
梅干しは施設長指導の元、赤シソの葉っぱを切るところから初めて、塩分控えめで梅を漬け込みました。また梅雨明けからは、土用干しを行い、雨が降ったら急いで取り込みながらようやく出来上がりました。
出来上がった梅干しはみんなのお弁当に入れて防腐や塩分補給を行っています。
特に外で働いている方からは、暑いので非常に好評です。
ひなの家では「食は体の基本」と考え、手間とお金はかかりますが安心して口にしていただけるように食事の提供を行っています。